樹海日記

なんでも書きます。

WCS 2019 プレイイン出場チーム紹介 Part1

今年もこの季節がやってきた。 

World Champion Ship(以下 WCS)が来る10月2日から始まる。

日本のリーグ、LJLのSummer Finalはかつて無い盛り上がりを見せ、シーズンを締め括るWCSもこれまで以上に見る人も増えるのでは無いかと思う。

海外のリーグは良く見ない、という人にも出来るだけ分かるようにWCSの出場チームの紹介をしたい。

ちなみに筆者は今シーズン、特に夏はLCKとLECを見ていて他の地域はあまり追っていないので分からないチームはESPNのPower RankingとLeaguepediaを見て書いた。

2019 League of Legends World Championship team power rankings


ちなみに大会フォーマットやスケジュールは以下の通り。

e-sports-press.com
Play-in (プレイイン)

【Group A】

Clutch Gaming クラッチ・ゲーミング (NA/第3シード/略称CG)

https://gamepedia.cursecdn.com/lolesports_gamepedia_en/thumb/5/5b/Clutch_Gaminglogo_square.png/220px-Clutch_Gaminglogo_square.png?version=961b38d35db0da046611e5e6fe47108e



NBAヒューストン・ロケッツが所有していたものの、シーズン途中にかつてNA LCSにいたDignitasに買収され、来年からはDignitasに名前が変わるチーム。

夏のシーズンは5位ながらプレイオフでは4位のTSMに勝ち、準決勝では優勝したTeam Liquid(TL)にあと一歩まで迫る奮闘を見せた。

3位決定戦でCLGに負け、Regional Final(地域代表決定戦)では一番下からのスタートとなったものの、あれよあれよと決勝まで進み、TSM相手にReverse Sweep(※2-0からの
 3連勝)でWCSへの切符を手にした。(TSMが自滅したとも言える)

【注目選手】Huni (Top)

https://gamepedia.cursecdn.com/lolesports_gamepedia_en/thumb/b/b8/CG_Huni_2019_Split_1.png/220px-CG_Huni_2019_Split_1.png?version=b25272d5b61dfab07920f0060fe88fc4

かつてはEUのFnatic(FNC)に在籍し、躍進の一員だったがNAへ移籍した後は「上手いけど突然訳の分からないピック(ルシアンなど)をして負ける」「Tiltしやすい」という印象に。

SKTに移籍し出場した2017年のWCSでは執拗に狙われ、ゲーム間にコーチのkkOmaに不動産営業の上司ばりの激詰めを受け、試合後には勝ったにも関わらず「俺ゴミだ」と言っている様子が残っている。

 (激詰めされる様子は5:12頃から)

ある程度は自主性を認められるNAの方が合っているようで、気持ちよくやらせるとキャリーしてくれるのは間違いない。ヨーロッパへの帰還で本人もやる気に満ち溢れており精神的な強さを見せられるかを期待。

 

ちなみに異なる3地域(EU/NA/KR)の代表としてWCSに出場する初めてのプレイヤーらしい。


Unicorns of Love ユニコーン・オブ・ラブ (LCL/略称 UOL)

https://gamepedia.cursecdn.com/lolesports_gamepedia_en/thumb/a/a9/Unicorns_Of_Lovelogo_square.png/220px-Unicorns_Of_Lovelogo_square.png?version=207edf7d7f559cd1a624a1c39a01548c


LECに再編する前のEU LCSでは試合後に出てくるユニコーンの被り物をしたマッチョとチームカラーのピンクがかなり特徴的で、熱狂的なファンも多かった印象のチーム。(サッカーで言うザンクト・パウリのようなイメージ)

今シーズンからはCIS(ロシアを含む独立国家共同体)に戦いの場を移し、夏のシーズン前にはMSIでDFMとも対戦したVega SquadronからNomanz、AHaHaCik、Bossの3人を獲得。

シーズンでは2位だったものの決勝では2-2からNomanzがMidモルデカイザーというポケットピックを繰り出し、Vegaを下して代表となった。

選手は実力者揃い、コーチもEU時代と同じということでESPNのランキングでは全24チーム中、マイナー地域では一番高い16位と評価されている。

【注目選手】Edward (Sup)

https://gamepedia.cursecdn.com/lolesports_gamepedia_en/thumb/8/81/UOL_Edward_2019_Split_2.png/220px-UOL_Edward_2019_Split_2.png?version=d17aec6ec0024606fd3c14f9e8d45c63


CIS地域を代表する選手の一人で春まではEURogueにコーチとして在籍していた(らしい)が、夏に選手として復帰。

フック系のチャンピオンが代名詞のキャリーサポートで"The Thresh Prince"という異名を持つ。(日本語にすると「スレッシュ王子」となり、クソダサい)

https://i1.wp.com/metro.co.uk/wp-content/uploads/2015/01/fresh-prince.png?quality=90&strip=all&zoom=1&resize=644%2C419&ssl=1

(ちなみにこれはThe Fresh Prince)


MAMMOTH マンモス (OPL/略称 MMM)

https://gamepedia.cursecdn.com/lolesports_gamepedia_en/thumb/8/8e/MAMMOTHlogo_square.png/220px-MAMMOTHlogo_square.png?version=00882fb31f9da7376c34d3bf5058f11c



オセアニアの代表。夏のシーズンはChiefs(CHF)と同じ16勝5敗という成績だったものの、直接対決の差で2位。プレーオフでCHFに勝ち、代表となった。

オセアニアはここ数年マイナー地域の中でもあまり良い成績とは言えないので奮起が期待されるものの相手がキツすぎるので、厳しい。

【注目選手】K1ng (ADC)

https://gamepedia.cursecdn.com/lolesports_gamepedia_en/thumb/3/36/MMM_k1ng_2019_Split_1.png/220px-MMM_k1ng_2019_Split_1.png?version=1460b9702b1f34a7cf0c3cc0ab22a56c

知ってる選手が彼しかいない。長くOPLを代表して国際戦に出ていたDire Wolves(DW)のプレイヤーで、オラオラ系。ルシアンが得意。

(続く)